2016年9月8日木曜日

出井さんの講演を聞きながら色々考えたメモ

信用金庫の異業種交流会の勉強会だったので、
参加者は基本的には創業家で経営者。

ワタシも小さな会社ですが、一応オーナー社長。

今までの勉強会では

「経営とは関わる全ての人を幸せにするシステムである。」
というような事を学んできたが、
今回の講師の出井さんはソニー初のサラリーマン社長・会長だった
ということで以前にネットニュースで読んだ
世界のトップ62人の大富豪が、全人類の下位半分、すなわち36億人と同額の資産を持っている
と言うのを思い出した。


上場会社の経営者でしかも自分が株主でも何でもなければ、
資本家の求める利益という答えを出さなければクビになる。

MBAを取得したようなアタマの良い人間が大きな会社の経営者になり、
せっせと富豪により多くの富を集めようと必死に働く。


利益のためには当然リストラもするし、より安価な賃金を求めたり、
仕入れ原価を安くするような行動にでるだろう。

これからの時代は労働者の数を減らすリストラではなく労働者を
ロボットや人工知能に置きかえるような流れになる。

自動運転機能のクルマ(これもロボット)が普通になれば
トラック運転手やタクシー運転手は不要になるだろう。

接客の場面にロボットを使う金融機関もでてくるというニュースも…

 
人工知能の進化…2045年には人工知能が人類を越える
という説

(もっと早いという説もある)

これは人工知能が全人類の知能を凌駕するということらしい。
 
ロボットの進化もどんどん進んでいくだろう。



人間でしかできないと思っていたことも、どんどんと人間以外に
置き換わっていく…

せっせと富豪のために会社を経営して、経費削減のために人間を
ロボットに置き替えて行ったのアタマの良い人間も皮肉にも人工知能に
置き換わって行く…労働者もアタマの良い人間も要らなくなる。

医者よりも人工知能の方が信用できるようになり、医者も要らなくなる…

医学も進歩して、お金持ちが死ななくなる…

ワタシの子供たちがワタシと同じぐらいの歳になった時の世界は
大富豪以外の人間にとって幸せといえるんでしょうか。。。

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もしかすると子供たちには勉強よりも、もっと違うことをさせた方が
幸せな人生を送ることができるのかもしれないですね。

ソーセージ職人かビール醸造技師かコリトル先生の弟子あたりが
有望な職業かもしれません。