2014年8月22日金曜日

フェイスブック、ブログ…色々やってますが



森博嗣さんの 『キウイγは時計仕掛け』という本の登場人物の会話です。
色々考えさせられますね…

SNS=権力者の情報収集装置
ワタクシ=つながれた犬や牛という感じでしょうか?

まあ、すでにプライベート、だだ漏れなので、今更悩んでも仕方がありませんが(笑)

---ここから---
「よくご存じですね」

「なんとなく風の噂で…。この頃はね、先生が美人だっていうだけで、学生が授業中に写真を撮って、それをネットに流すんですよ。プライベートなんて、あったもんじゃない」

「ツイッタですか?」

「ええ、そう。みんな喜んでやっているけれど、利用されているって、どれくらいきづいているかしら。私はやらない。利用されるよりは、利用する側に回りたいから」

「僕もやりません。でも、常に見ています」

「SNSもね…。まるで家畜」

「そこまで酷くはないでしょう」

「餌は何かしらって、思わない?」

「何でしょう。つながりたいんですよ、人間というのは」

「そうそう、絆ね。絆って、牛をつないでおく綱のことでしょう?」

「ネットというものが、元来そういう装置なのでしょうね」

「人を縛りつけておく装置?」

「そうです」

---ここまで---